水量が少なければ夫婦滝、水量が増えると子滝が現れ親子滝になります。開運・安産・子授けの滝と言われる所以です。

         (月待の滝ライブカメラ・・で検索すると生の映像がご覧頂けます)

茨城県北部を流れる久慈川の支流大生瀬川が作り出す、落差17メートル幅12メートル(実測)の三筋に流れ落ちる滝です。 普段は二筋の夫婦滝、水が増すと中段の受皿から子滝が現れ、親子滝になります。 この珍しい形状のためか、古くから月待信仰の1つである安産、子育て、開運を祈る二十三夜講(二十三夜の月の出を待って婦女子が集う)の場として利用され、その月が出るのを待ったところから月待の滝と名づけられました。

平成24年発行の【日本のパワースポット88選】(笠倉出版)の中で、茨城県では月待の滝と筑波山神社の2箇所が選ばれております。

※ 久慈川と八溝川の合流地付近には奇岩絶壁がそびえており、その近辺の地名を見落とし(大子町大字川山字見落とし)・・といいます。下の写真はその見落とし地区の中心部にあった天狗岩(昭和61年崩落)の貴重な写真です。

昭和61年に崩落した見落とし八景の1つ天狗岩(右下の久慈川に崩落し水郡線の下が空洞になってしまい大惨事になる一歩手前でした。

この見落とし地区から見下ろした八景の中心地は水戸義公が激賞したといわれる鮎の好漁場であり、天狗岩(昭和61年崩落)、龍崖、水汾岩、清ヶ淵、水神淵、近津の祠(神社)、嵯峨草の子午線岩と月待の滝を加えた八カ所を称して見落とし八景といいます(昭和28年発行『奥久慈膝くりげ』参照)。

また、この月待の滝のある集落は大字川山字嵯峨草という地名であり、その名のとおり川と山の景観が大変美しい地でありさらにその中でも嵯峨草は京都の嵯峨野の風情があると嵯峨草と地名が付けられました。

もみじ苑開店の昭和59年より店名に負けぬよう毎年もみじを植え続けもみじの集落・村を作ろうと取り組んで参りました。今では新緑から秋の紅葉等々、大変な人で賑わうもみじの集落・もみじ村に育ちました。これからももっともっともみじを増やして茨城のもみじの名所にして参ります。

また、この月待の滝はご当地ソングの女王でありNHK紅白歌合戦出場常連、日本のトップ演歌歌手の、 水森かおりさんが歌う歌(月待の滝恋歌)の舞台にもなっています

四季折々に楽しめる月待の滝。いろんなアングルから撮る事が出来るこの滝は写真家に絶大な人気があります。

茨城のもみじ村、もみじ村のもみじ苑・・これからも宜しくお願いいたします。

(この『もみじ村』及び『月待の滝』は、その雰囲気と景観、イメージを守るため月待の滝もみじ苑が商標登録をしております。)

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